大腿部の滞りが原因
これは腰痛の中で最も多く、検査してみても原因が見つからない慢性の腰痛です。
一番多い痛みはお尻の中央に起こる痛みで、歩いていても曲げても座っていても痛むものをいいます。
このような腰痛の場合、大腿部に滞りがあります。
それによって、ももの内側にある筋肉が骨に癒着して起きてしまうので動きが悪くなり、
腰が引っ張られて痛む「展張痛」によるものが多いのです。
大腿部の滞りを「ほぐす」「ゆるめる」ことにより、痛みが緩和します。
*骨に沿って筋肉を引き離すように
ももの内側の真ん中を骨に沿うように、膝から股関節にかけて、腱と筋肉を骨から引き離すように
ほぐします
自分自身で大腿部分をほぐす時、この部分は身体の中で一番大きな筋肉群なので、指で押し続けていると
指が痛くなってしまいます
手を合わせ肘で押すと、あまり力を使わないでほぐすことができます