お腹をへこませるには?
お腹をへこませるには、お腹の筋肉をしっかり動かし脂肪を燃焼させることが重要です。しかし、腹筋をやみくもに行えば良いというわけではありません。大切なのは「お腹をへこます意識」をすることです。そのためにはお腹の深い部分の筋肉を指す「インナーマッスル」を鍛えていきましょう。
今回はインナーマッスルを効率的に鍛える方法や合わせて行いたい有酸素運動や食事改善法をご紹介していきます。これらを通してしっかりとお腹をへこませていきましょう。
インナーマッスルを鍛える
インナーマッスルを鍛えるためには、二つの方法があります。一つ目は「呼吸」によって鍛える方法です。その際に特に意識したいのはインナーマッスルの中でも、「横隔膜」です。横隔膜には呼吸をコントロールする機能があるため、呼吸を通してインナーマッスルを鍛えたり、機能性を高めたりすることができます。二つ目は腹筋運動です。その時にはインナーマッスルを鍛える腹筋を行うことが重要です。それぞれの方法について紹介します。
呼吸法
呼吸法を理解して行うことで、呼吸もインナーマッスルのトレーニングとなります。呼吸法もいくつか種類があり、自分に合った方法を選んで実践してみてください。
ドローイン
横隔膜のトレーニングとしては最も基本で実践しやすい方法です。まずはこちらから行いましょう。
【やり方】
① 仰向けに寝た状態で、膝を立てる。
② 両手をお腹に置き、鼻から大きく息を吸ってお腹を膨らませる。
③ 次に口から息を吐き、腰を床に押し付けながらお腹をへこます。
④ ②③を繰り返し行う。
◆回数
10回を目安に2セット行う。
丹田呼吸法
おへその下あたりにある丹田を意識して呼吸を行う方法です。
【やり方】
① 立った状態で背筋を伸ばし、胸を張る。
② 丹田に両手を重ねるように当てる。
③ 丹田を膨らませるように鼻からゆっくりと息を吸う。
④ 丹田をへこませるように口から息をゆっくり吐く。
⑤ ③④を繰り返し行う。
◆回数
10回を目安に2セット行う。